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「……っ」
腹が痛むな。
あいつ、本気でやったのか?
「あ、お目覚め?ここは鈴木組の本家。いやー、お腹ごめんね?それしか方法なかったんだ。」
ふざけんなよ、この糞が。
「そんな睨むなって。…殺っちゃうよ?」
「黙れ。」
幸い、縄で体を縛られてる。ということはなかった。
「何の用だ」
私は睨むのをやめない。
「んー?忠告かな。現段階ではね?」
現段階………
やっぱりなにか仕掛けるつもりか。
「いやぁ、でも驚いたなぁ。男装趣味?」
そうか、今男装してるのか。私は。
「趣味じゃない」
「…ふーん」
鈴木はそう言って私のカツラを取る。
「本当、憎たらしいほど綺麗だよねぇ」
やめろ。
その汚い手で触るな。
鈴木は私の髪を触るとそのまま頰に手を滑らした。
そしてそのまま口を開いた。
「殺してしまいたくなるよ。あの子みたいに」
バシッ!
私は思い切り鈴木の手をはらった。
「その汚い手で、私に触るな。」
思い切り睨む。


