「恵麻、来いよ!」 「え…?」 「ワンオンワンやるぞ。」 「…………」 なんか…… 思い出した。 小学校1年生の時、一緒に野球やろうって私の手を引っ張ってった。 当時の私にはすごくキラキラして見えて…… まるで、今…みたいに…… バシッッ 「うおっ、何?」 「あ、いや、なんでもない。」 変な思考回路に入ろうとした脳をフリーズさせるために床を思いっきりぶった。 両手の平が痛い。 「今、行く……」 恋? あり得ない。 あり得ない。