一瞬目があって、私がそらすより前に葵がそらした。




「だから、何?」



ずっと好きでした。
学校は別々だけど、付き合ってください。



言え……!



これで最後なんだよ?


もしかしたらもう会えないかもしれない。





「真田っ!わ、私……っ「あーおいー!!」



ドキッ…



遠くから葵を探す大きな声が聞こえた。