「……な、なにそれ……」


「直訳すると、お前にもっと触りたい。」


「っっ！！はぁ！？//」


「意訳すると、義理チョコなんかいらねぇってこと。」



義理……チョコ？



「っバカぁ！

本命だよ！なんで分かんないの！？」



「え……」



葵は心底驚いている様子。



「っ好き…。

ちっちゃい頃からずっと。

葵のことしか好きじゃないっ……」



「っ……//」





葵は私の言葉を聞いて顔を赤くして、

それを隠すように私をぎゅっと抱きしめた。