入れていた曲がすべて終わる頃には、時計は18:00を回っていた。 半分くらいが塾やら門限やらで既に帰っていた。 人も減り、盛り上がりも収まってきた頃、再び幹事の男子がマイクを取った。 「よし!じゃあお待ちかねのーー!! 王様ゲーム!!!」 「ヒューー♪」 「よっしゃー!」 え、王様ゲーム!? 「ゲームへの参加は強要はしませんが… 是非大人の世界を楽しみましょう!!」 周りの男子がゲラゲラと笑い、肉食系の女子も恥ずかしそうにしながらも、やる気満々だ。