「あー、今日は、文化祭の実行委員をチャチャッと決めて欲しいと思う。 朝のホームルームでだな、決めるのは大変だと思うんだが、この後のスケジュールもあるんだ。 はい、やってくれる人?」 田崎先生はふざけてるのか真面目なのか、そんな口調で言った。 (チャンスは掴み取るものよ!!) 宙子の中に郷愛の言葉が反芻(はんすう)した。 宙子は、目をつぶり、スッと、手を挙げた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−