「もう、アミでやりましょう。」


「そう、だな……。」


「クッ、この手は使いたくなかった……。」




3人は、ザルのような金アミにひまわりをゴシゴシして種を取った。



なんのことはない、種を取るのに簡単な方法なのだが…


「あーあー、すごい綺麗な種をあげたかったなー」

と言うのは宙子、


「宙子頑張ったもんな……でもすまん俺にはピンセットは無理だ…」


と言うのは高橋、


「混沌の闇を照らす花、【宙子のひまわり(ギャラクシーチルドレンサンフラワー)】……その種は【太陽の宝石(サンフラワージェム)】と言われ世界を救う……完璧な形で後継者(チルドレン)達に渡したかった……!!!」


と、厨二病で言うのは郷愛。



それぞれそれなりに思い入れがあり、もらってくれる人には綺麗に渡したかった。


少し悔しがりながら、種を次々ととった。