「また思い出してんの?」
「うん。」
「まだ信じてんの?」
お嫁さんという約束を信じてる
そんな訳じゃない。
ただ、この桜を見るたびに
小さな想いが大きくなっていった。
まるであのとき5歳だった私が
今、15歳へと成長したように。
「ううん。………ただね、会いたいだけ。」
「そ。まぁ早く帰ろ!」
「はーいっ」
もう一度見上げて、また歩き出す。
「うん。」
「まだ信じてんの?」
お嫁さんという約束を信じてる
そんな訳じゃない。
ただ、この桜を見るたびに
小さな想いが大きくなっていった。
まるであのとき5歳だった私が
今、15歳へと成長したように。
「ううん。………ただね、会いたいだけ。」
「そ。まぁ早く帰ろ!」
「はーいっ」
もう一度見上げて、また歩き出す。
