桜色の約束

でも何人かクラス表を見ていて
身長145cmの私には見えない。
前にいるのは背の高い男子だからです!
身長が低いからではありません!
「見たんなら、さっさと退けよ。」
「スンマセン…」
いつの間にかいた寛くんの低い声に
驚いた男子たちは走って行ってしまった。
「ったく、チビ。」
「む……チビじゃないもん!
 これから大きくなるの!」
「絶対なんねぇ。」
「なる!」