「何言ってんの。」




「うおっ。」




「うおって、お前もっと品のある声出せよ。」




「うるさい、バカ」




「バカじゃね〜よ。立花柊っていう立派な名前があんの。」




「そんなこと、知ってます〜。」




立花柊。




家が隣同士で親が仲良しっていうのもあって、小さい頃からずっと一緒。




いわゆる幼なじみというやつ。





そして私は片想いを小さい頃からずっとしている。