大好きだから

変な胸の痛みに私は

戸惑ったが 、 葉月ちゃんと

楽しく話してる内に胸の痛みも

和らいで 、 大希の事なんて

忘れていた。







お昼が終わって午後の授業を
受けて 、 帰る準備を始めた 。





『 ちとせ 。 俺 、 自転車んとこで待ってるから 、 なるべくはやく来いよ 。 』


大希はすごい急いでた。
聞こうと思ったその時には
大希の姿はなく 私は1人で教室を
キョロキョロしていた 。




大希に言われたとおり急いで
準備して走って自転車置き場へ言った 。

そこには 、 大希と数人の女の子が
いた 。 私は どうしていいかわからず
オドオドしていたら大希と目が合った。
大希はなんにも言わずにこっちに来て


『 俺 、 彼女待たしてたから 』


と言って私の腕を掴んで自転車と一緒に
正門の方へと向かった。


後ろからはさっきの女の子の
悲鳴と泣き声のようなものも聞こえてきた 。



「 ちょっと 、 大希 ! 彼女って どういうこと ! 」

『 ああ 。 アイツら昼も付きまとってた奴ら。 うるさいから こうしないと 諦めないだろ 』

なんて 、 言いながら 自転車の
後ろの方を叩いて 座れと言っている 。



「 大希 ! 大希って モテるんだね 」

『 モテる ? 知らねえよ 。 』


冷たく言い放ち 、 一生懸命こいでる。

『 お前 、 重くなったな 。 』

「 は ? なんなの 大希 ! 」

人に失礼な事を言っておきながら
大声で笑ってる大希 。





人をイライラさせる天才だって
言いたいところだけど 、 言えば どうせ
また冷たいこと 言われるしな 。