大好きだから

休み時間などに話しかけに来てくれた子が何人かいて お昼を食べる友達が私にはいた 。

でもその中には 地味で このクラスに馴染めていない子も 数人いた。

それに比べて私はいいかな なんて 。

『 ちとせちゃ~ん ! お昼食~べよっ ! 』

本物の天使のように可愛い笑顔で
近寄ってきて私の隣に座る笹原葉月ちゃん

「 あ 、 葉月ちゃん ! 」

可愛すぎてみとれていたら

『 ちとせちゃん !? 私の顔に 何か ついてる !? 』

なんて言って 慌ててる 葉月ちゃん

「 何もついてないよ(笑) 可愛くてついみとれてた (笑) 」

葉月ちゃんは可愛くないよなんて
ほのぼのした感じで言ってる 。
私が男だったら惚れてるよ って感じの
子なのに どうして男子は 近付かないんだろう 。 不思議 ~ 。

『 そういえば ちとせちゃんって大希くんと幼馴染みなんでしょ ! 』

「 うん 、 そうだよ 」

『 大希くんってモテモテだよね ~ 』

「 え、大希が ? ないない ! 」


私はちっちゃい頃から大希を
見てきてるけど 大希が
女の子と話してる姿なんて
見たことないし 。

『 そうかな ? だってあそこ 』

葉月ちゃんが指差した先には
違うクラスやら先輩やらで埋まってる
教室前 。
その中に1人大希の姿があった。


周りは皆女の子 。
なのに男子1人その中にいた。

















今まで見てきたけど
大希があんなにモテてるなんて




そのとき ほんの少し

私の 胸が ズキズキと 痛み出した 。