「あんたね、なんのためにこの学校に入学したと思ってんのよ!全てはあいつのためでしょ!あいつの!」
「あいつ」という言葉にピクッとする私。
しかも、周りがめっちゃ見てる。
だって、さっきからことりがバカデカイ声で喋るもんだから。さっ。
「(しっー!)ことりさん、だからもうちょっとボリューム下げて!しかもあいつとか呼ばないでよ。彼は偉大なる王子様なんだから。」
語尾にハアトマークをつけた私にげんなりとすることり。
そんなことりにうって変わって彼の事を考えながらうっとりする私。
はぁ、考えるだけで心が苦しくなるわ〜。

