私の前には心の中で助けを求めた先輩がいた。 「チッ男いんのかよ」 「次行こうぜ」 奥村先輩の登場により、男の人はどこかに行ってしまった。 た、助かった……。 「奥村先輩、ありがとうございます」 先輩に向きあって、ペコッと頭を下げてお礼を言う。 来てくれて良かった。 そう思ってると、先輩は私の手をとり歩き出した。 そして岩場の陰に連れてくる。 ビーチの奥の方にあり、ビーチからは死角になっている。