イジワルな君に恋しました。





うわぁ、私まだ赤いの?



花香ちゃんの言葉に焦って、頬を両手で包み込む。





「んーちょっと暑いのかも」



「いや、この部屋は寒いくらいだよ。
だから本当は…翼に襲われたんじゃない?」



「えぇ!?」




前田先輩の言葉に驚いて思わず大きな声を出してしまった。


あれは……襲われてはいない。



ただからかわれただけ。


でも、奥村先輩の手が頬に添えられた感触と、すぐ近くにあった整いすぎた顔を思い出すと、無性に恥ずかしくなる。






「翼先輩、陽菜を襲ったの!?」



「花香ちゃん何言ってるの!襲われてないから!」



「襲ったかも?」



「はい!?」