「陽菜ちゃんかわいい。
やっぱりいじめたい」
「何ですかそれ!やめてくださいよ」
私が拗ねると楽しそうに笑う奥村先輩。
もう、先輩ってイジワルだ……。
「お待たせ~。遅くなってごめんね」
「花香ママが帰ってきて、少し話しこんじまったよ」
奥村先輩にそっぽを向いた時、花香ちゃんと前田先輩がタイミングよく戻ってきた。
手に持っているお盆にいっぱいのお菓子と人数分のコップとジュースが乗せられていた。
それをテーブルに置きながら、花香ちゃんが私を見て目が合った。
「あれ?陽菜、顔真っ赤だよ。この部屋そんなに暑い?」



