真っ直ぐに私を見る先輩の瞳に吸い込まれそうになる。 何でか、ドキドキしてくる。 先輩に見つめられると、ドキドキが止まらない。 大希くんや奥村先輩にドキドキする私は尻軽女なのかな……? 「陽菜……」 いきなり呼び捨てになる先輩に心臓が爆発しそう。 頬に手を添えられて、ドキドキを抑えるように目を強くつぶった。 「なーんてなっ」 そんな明るい声と同時に、頬に触れていた手が離れる。 目を開くと、いつか見たイジワルに笑う先輩がいた。