「それで気がついたら、荷物まとめてここに向かってました。
引っ越しの荷物の準備も手伝いたいって思ったし……私が一番、翼先輩がこれから暮らす環境を見たかった。
私の居場所を作っておきたかった」
やばい。
かわいすぎてどうしよう。
俺は我慢できずに陽菜を引き寄せ抱きしめる。
「今日……泊まってく?
てか、今日だけじゃなくてあと数日、いるよな?」
「……はい」
そう返事をした陽菜が俺の首に手を回してくる。
こんな甘えてくる陽菜は、時々出てくるけど相変わらずかわいい。
これを計算でしてないところがまたいいんだよな。



