街頭に照らされる先輩の顔は、大人っぽい雰囲気がある。 さっき騒いでたのが嘘のように、大人っぽいからドキドキする。 「私も2人きりになりたかったから、嬉しいです」 どこか店に入ってる方が温かいかもしれないけど、私は寒空の下で翼先輩と2人きりの方が断然いい。 「でも、やっぱりちょっと寒いかも」 翼先輩を見上げ言うと、ふっと笑みを零す。 そして私に向かって両手を広げる。 「おいで」 その言葉に引き寄せられるように、先輩が座っている足の間に座る。 座った瞬間に、後ろから抱きしめられる。