優しくてかっこよくて頭も良くて少しイジワルな先輩が、私の行動に感動して涙を流してくれる。 弱音を言ってくれるようになった。 「先輩、好きですよ」 優しく包み込むように抱きしめる。 いつも先輩がこうゆう抱きしめ方をしてくれたら安心したから。 今度は私がしてあげる。 先輩も安心してくれてるかな。 「俺も好きすぎて困る。 これ以上惚れさせてどうしたいの?」 「私から離れないようにしたいです」 「陽菜のくせに言うね」