イジワルな君に恋しました。






目の前には大希くんと同じ制服を着た女子生徒。


二人は腕を組んでいて、女の子は大希くんの肩に頭を乗せている。





その光景を見て、ズキッと胸が痛む。





「大希、それは可哀想でしょ」



「こいつ顔だけはいいからな。
性格はガキみたいでクソだけど」





何で絡んでくるのよ。


ただ私を貶したいだけ?




やめて。


もう嫌いになるから。




想い続けることもしないから。


大希くんへの好きの気持ちも未練をキッパリ捨てるから。





だから、女の子とそんなにイチャイチャしながら私の目の前に現れないで。




涙が溜まり、視界が歪んできた時。