「だったら隣に来ないで」
私の冷たい言葉なんて無視して、隣に並ぶのは大希くん。
あれからちょいちょい話しかけてくるけど、また何か企んでいるんじゃないかって思ってしまう。
「小人役の打ち合わせが長くかかりそうだから、30分くらいは休憩できるって。
気晴らしに他のクラスでも見に行かね?」
「行かない」
第一大希くんと2人なんていたらダメ。
気まずいとはいえ、先輩と別れたわけじゃないんだから。
先輩は今、どうしてるのかな……?
窓から空を眺め、いちごミルクを飲み干す。
「よし、じゃあ行くか」
「はっ!?ちょっ何でっ」



