「先輩、アイス食べたいです!」 私の言葉と行動に一瞬驚きながらも、優しく微笑む。 「じゃあ今から行こうか」 「やった」 先輩は機嫌が少し戻ったのか、私の手を優しく握り返してくれる。 そのまま二人でアイスを食べに行った。 もう大希くんのことは触れずに普通に楽しんだ。 やっぱり先輩の隣はすごく居心地が良かった。