私は用意されてた椅子に座り父の方を向き父の話を聞く意思表示をすると父が話を始めた。


「奏…。話と言うのはお前を私が抱いたという話なんだ…。私の中に白虎が居ると言うのは自分でも解ってる。そして白虎が私の身体を借りてお前に何をしたのか?してたのか?私も知ってるんだよ…意識下で私は眠らされて無かったから…白虎と一緒に私はお前を抱いた。実の娘である奏お前を抱きたいと思って…。」


父は真剣な顔でそして真剣な目をして私に言って来た。


「儀式の時にお前の身体を観て私はお前が欲しい…。お前を抱きたいと不覚にも思ってしまった。白虎も私と同じ気持ちだったんだろう…。白虎が私に話し掛けて来た。私は白虎の分身でもある。そして四神の中で一番位が上だ…。お前と裸に成って身体を重ね血で契約を結ぶ。と言う行為をすると知ってるのは私だけなんだよ…。他の四神の儀式は白虎みたいな全裸に成ってじゃない…。白虎が血の神であるからこそ契約はお互いの血を交じり合わせる事でありそれが契約の条件なんだ…」


父は語り掛ける様な声に変わりそして私をずっと観てた。


「白虎がお前を抱きたいと私に言って来た。後継者であるお前を…。」