「後、少しだから奏もう少しだけ我慢するんだよ…」
父の優しい声が聞こえた。
私が頷くと…
父は握ってた手を片方だけ離しそして陣の中で私の血と父の血が交じった血液を触りそしてその血を口につけ私にキスをして来た。
私はまたビックリしてしまった。
両手をまた握り絞めながら私にキスをする父に私はされるがままの状態だった。父の舌が私の口の中に入って来て血特有の味がした。
父が唇を離すと…
「奏。契約は結ばれた。良く我慢して頑張ったね。」
父は私の顔を覗き込みそして笑顔で言った。
「奏…。廻りを観てごらん。」
父の声に私は廻りを見渡すと…
無数の人達が私と父を観てた。
そして四神は人間の姿に戻っていて白虎がこちらに来て父の中へ消えて行った。消えたと言うより父の中へ入って行ったと言う方が正しいと思う。
「奏。後もう少しだから我慢するんだよこの人達が居なく成ったら儀式は本当に終わりだから…」
父の言葉を聞いた後私は父の中に白虎が入って行ったと言うと父はそうか。
と返事を返しただけだった。
そして廻りに居る人達は私と父を観て…
【これが継承者の奏と言う娘か?白虎】
口々に声が聞こえ私を眺める人達。


