「奏…。本当にいいんだな?この門を潜ってしまえばもう後戻りは出来無いんだよ…この門を入れば後は前に進むしか無いんだよ…」
父の声に顔に…
私は驚いた。
今まで聞いた事もない本当に私の事を心配する様なその声にそして観た事もない父の顔…
この門の中に一体なにがあると言うの?
父や祖父が緊張する様なモノがこの中にあるの?
祖父や父は位が上なんでしょ?
なのにこの緊張感はなに?
私は父に大丈夫だと言い中に入ると告げると…
「解った。お父さん奏の意志は強い様です。恐らく大丈夫だとは思います。私達も奏を信用し信じましょう…」
父は祖父に言うと祖父は門を開けた。
一度しか来た事がない廊…
相変わらず気味悪い所だと改めて思ってしまった。
祖父と父は一つの魔方陣の前に止まった
そして二人は印を結び梵語で何か?を呟き始めた。
恐らく儀式を始める前に封印していた何か?を目覚めさせ覚醒させる為なんだろうと思った。
少しずつ陣の中が白やブルーと言った色のオーラが観え始めた。
そして黄色、オレンジの様な朱…
これは…
四神を呼んでるの?
私は率直に思った。


