私が本来、儀式を受けるまでに後4年残ってた。


その関、私はある程度の術を身に着ける期間でもあると父と祖父は言った。

でも地神の玉が見付からないと何も解決しない話なのに…



それを解決させるにはやはり私が廊の奥にあるあの部屋に入り古文書を読みそして手掛かりを探すしかない…

玉は地神の力を増幅させたりする言わば道具みたいなそして大切な物。



私は地神との約束を守りたい。


地神が私に色々と教えてくれたから私は知らない事まで知りそして教わった。



父や祖父が教えてくれなかった事や私が疑問に思ってた事を地神は教えてくれ私を九条の正当なる継承者と認め敬意をはらってくれた。

私も地神に敬意をはらわなくてはいけない…


だから4年先に本来する儀式と言うのを16歳で受けようと決意した。


敬意をはらってくれた地神に対してそれが私の敬意でありそして約束だから。



〔必ず玉を見付けてみせる!!〕


これが私の意志表示であり私の強い気持ちでもあるから。



「奏?本当に二十歳に成る前に儀式を受けると言うのか?」


父は私に確認をしてきた。



私は父と祖父を観て頷いた。