私の悩み…




【我は神であり人と触れ合う事を許されぬ立場…
だが代々、九条家は巫女を生む家系であり【奏】と初めて知り合い愛し合い自ら我が手出し出来ぬ領域を奏が我の代わりに役目をになってくれた。
その契約を躱した時我は【奏】に我の魂の半分を譲った。忘れる事の無い様に…また九条家の巫女としてこの世にまた転生輪廻する様に…
この世が乱れた時、狂った時【奏】が生まれ出る様に…
それが【奏】との我との契約で約束だった。
奏はその約束を忘れる事は無かった。
だがある時、奏は我の住む次元へと行きたいと言い出した。我もその時、奏と一緒に暮らしたいと思った。
いつの間にか?
我は世界の事はどうでも良く成り奏だけを観て奏と一緒に成る事だけを願う様に成った。
神としては我は失格だと…
それは解っていた。
奏も同じ気持ちだった。過去に兵器として覚醒した者も居た当初の契約通り…
だが我の心は痛かった…
我の愛する女が…
気が狂ったかの様に天変地異を各地に起こし狂った奏を観るに耐えなかった…
それ以来、我は破壊兵器としての奏を封印する事を考え決めていた。
奏…
我の元へ返りたいのならば…
その姿のまま…
その気持ちのまま…
我の元へ頑張って来て欲しい…】


鎧は言った。