しっかりしてた筈の私の心の中は複雑な気持ちでいっぱいに成ってたいた。
家族みんなでご飯を食べてる時でも私は込み上げて来る感情を押さえ殺しいつもの【奏】を演じる事に集中した。
本当は泣きたい…
本当は全てをみんなに話したい…
ここに居たい…
私は揺れてた。
大好きな鎧の元へ…
愛しい鎧の元へ…
魂の半身とも言える鎧の元へ行けると言うのに私の心の中は複雑で理解して整理しても次から次へと余計なものが顔を出しその度に私は打ち消してた。
こんな気持ちのままで私は鎧の所へは行けない…
この世に…
この家族に私の未練があるから…
未練をこの世に遺したまま行けない…
残留思念を遺してはいけない…
解ってる筈だったのに…
理解してる筈だったのに…
いざと成ると私の弱虫な気持ちや未練がダラダラと膿の様に出て来る…
意志を固めた筈なのに…
やっぱり私は弱い人間なんだ…
いざと成ると弱虫に成って無意識に誰かに助けを求めてしまうんだ…
気持ちの整理もした筈だったのに…
だからみんなにも最初で最後の手紙を書いたと言うのに…


