祖父や父の言葉を借りると…


憑物…


と呼ぶそうです。


それが何故か?

ある日突然見える様に成り…

私の能力が目覚めたと祖父と父は喜んでたのを覚えてる。


私がその憑物と呼ばれる人達が見える様に成ったのは小学校3年に上がったくらいから…


人の横に居たり木の横に居たり…


肝試しをするから!と無理矢理連れて行かれた墓地で…

通常は見えないオーブと言う白濁色の球体を観たり…

警告色の朱が観えたり身体が痛く成ったり気分が悪く成ったり寒気がしたりと嫌な想い出しか無い。

だから墓地には近ずきたく無い…


事故等で亡くなった場所を知らないで通ると陰からこちらを観てたり近くまで来られたりする…


日常生活を平穏に毎日、過ごしたいのに私の夢は儚く消えてしまった…