【では。継承者の実兄と実姉に聞く。何故?お前達二人は過ちを…。禁を犯したのだ?】
鰓は格好いい顔とは裏腹に鋭い目付きをして兄と姉、二人に向けて理由を聞いて来た。
〔祖父、厳格に言われた。【奏】を守りそして汀がその奏だと言った。そして奏を覚醒させるには交わりが…。交わりが必要だと…。〕
兄は鰓に話をした。
【鎧…。】
鰓は鎧に向かって名前を呼んだ…
【お前達二人は…。祖父に騙されてたと言うのか?そして交わりを繰り返すうちにお互いがお互いを好きになったと言うのか?】
鎧が聞いた。
[兄に抱かれ私が先に兄を好きに成り…でもその気持ちは嘘では無い…んです]
姉が答えた。
【鎧。今のこの二人の言葉。嘘、偽りなどは無い様だ。】
慂が鎧に話す。
【真実を知った今。この者達の二人の気持ちも揺れ罰を受ける覚悟があるみたいだ…】
鷯も鎧に話した。
【継承者。奏よ。お前の兄、姉に私は罰を与える気はない。だかお前を守る役割をこの者二人に命ずる。それがお前達の罰にする。そしてお前達の祖父、厳格が何をしようとしてるのか?見張り探りを入れる様に命ずる。よいな?】
鎧は兄と姉に向かって言った。


