父の言う方が正しいんだと思った。
父は白虎の分身…
だから父にオーラを観る力があるのは当たり前の話…
私が兄に父の言ってる事は本当の事だと話した。
〔じゃ…。汀は?汀は【奏】の記憶が無いというの?じゃお前には過去の【奏】の記憶があると言うのか?〕
兄が私の方を向いて言うので私が兄に頷くと…
〔あのジジィ!!〕
兄はジジィと言った
「克。理由を私に聞かせて貰おうか?」
父は兄にジジィと言った意味を聞いた。
ジジィと言うのは…
私達の祖父の事…
そして父のお父さん
私は父に兄から手を離す様にいい姉の方へ近付き姉に抱き付いた。
姉は私の顔を観るなり泣き出した…
姉は自分が【奏】なんだときっと言われ続けてたんだろう…
そしてその内に本当に兄を愛してしまったんだと思う…
兄も姉を【奏】だと疑いも無くずっと抱き続けそしてその内に姉を好きに成ったんだろう…
私は姉に何もかけてあげる言葉が見付からなかった…
余りにも…
余りにも…
姉が可哀相すぎて…
「奏。克の話を聞くからお前もこちらに来て克の話を聞きなさい。」


