父に私が近付き兄を掴んでる手を解こうとしても父は離そうとはせず…
〔お前が継承者に成るからこう成ったんだ奏!〕
兄は私に向かって言った。
私が継承者に成ったから悪い?
どう言う事?
なんで?
私が継承者に成る事と兄や姉のそれと関係があると言うの?
私は兄になんの話なの?
と尋ねた。
〔汀が…汀が本当は継承者だったんだ。それを奏お前が生まれ【奏】と言う名前を付けられ将来は継承者に成る事を義務つけられたんだ!本来は汀が【奏】だったんだよ!〕
兄は私に言ったけどでもそれは違う…
兄の言ってる事は間違ってる…
姉が【奏】と言う名前なら姉には過去の記憶が無ければいけない…
勿論、白虎の術が施されてるんだから生まれた時に何等かのオーラみたいなのがあった筈…
「克…お前の言ってる事は見違ってる。奏が何故?【奏】なのか?と言うのは白虎に【奏】は烙印を捺され転生、輪廻を繰り返しても【奏】の記憶を持って生まれて来る。それを白虎の分身である私がオーラを観て判別したんだよ。汀は朱いオーラに包まれて生まれて来た。奏は藤色のオーラを身に纏いそして目は黄色をしてたんだ…」
父が言った。


