今更、後悔したって始まらない…
解ってた事だったのに…
父に手を引かれ歩く私に父は普通の高校生として生活をしなさい。と言ってくれたけど…
【恋愛は禁止ね。】
この言葉に私は一瞬にして氷ついた…
父と白虎の声が重なり合い私に向けられた言葉だったから…
そして私に約束を破るなと言う白虎からの警告なんだと私は思った。
温泉旅館に着くと女将が父宛てに来てた包みを渡した。
この中に地神に渡す新しい水晶玉が入ってるんだ…
そして白虎と私の念を込め地神に新たに手渡す。
父は女将から包みを受け取り案内された部屋に入るといきなり私に抱きついてそのままキスをして来た。
私はびっくりしたけど父のキスを受け入れた。
結界を解こうとしない父に私が言うと父はこれから玉に新たに念を送る為に結界を解かないといい私を離すと包みを開け中から水晶の玉を取り出した。
父は瞼を伏せ…
【ようやく私の出番みたいだな。】
白虎が瞼を開け私に向かって言った。
【奏。始めるからこちらに来るんだ。そして私の手を取りお前の念と私の念を玻璃玉に入れる。】
私は白虎の言った言葉に従った。


