泣く女の子を男性は頭を撫で何か?を言ってる。
粉砕した水晶をそのままにし二人はまた来た道を帰って行った。
…………………。
そこでビジョンは消えてしまった…
何も言わず黙ってると父が私に今のビジョンは私が自分で願って観た真実だと告げられた。
私が観たいと願ったから?
私にそんな能力があったなんて…
「恐らく…。水晶を粉砕させたのはあの旅館に居る大女将だろう…。地神の玉を触りそして事故とは言え粉砕させた。地神の玉に触れた事で地神の念が大女将に少し宿ったんだろうな。だから大女将にしか地神の声が聞こえ無かったんだ…」
父はあの小さな子が大女将だと言った。
確かに地の底から響く男の人の声が聞こえると大女将は言ってた。
そしてその声は大女将が幼少の頃からだと言ってた。
父の言ってる事は正しいんだろう…
大女将が地神の玉を粉砕したのなら大女将に地神の声が聞こえてもおかしくはない…
地神の怒りに触れてしまったと言う事なのだから…
そして先祖代々、温泉旅館の繁栄の為に人を苦しめ時に殺めたりとしてたのなら怨まれても仕方がない…。
私は深い溜め息を一つ吐いた。


