「あはは、まじウケるんだけど」 「やべーだろ、あれは傑作だな」 そんな笑い声が聞こえてきた。 涙で揺れる視界の中、前を見るとチャラそうな男の人たちがこっちに歩いてきている。 その中に、斗真先輩もいるみたい。 さっと、柱の後ろに隠れた。 今、斗真先輩に会ったらまた…迷惑かけちゃうから。 絶対涙止まらなくなるから。 …会いたくない。