だからそっちの"好き"じゃない!

15分経って、再び優奈の部屋のドアをノックする。

「…優奈、入るよ」

そう言って入ると、今度は優奈はベットに横になっていた。

そっと額に手をやると…

「うっわ…上がってる…」

…思いっきり上がっている…

とりあえず頭を冷やそうと思い、

優奈の頭を持ち上げて氷枕を取る。

そうして後ろを向くと…

パシっ…

え?と思って振り返ると不安そうな目をした優奈。

「どこ…行くの…?」

「え…」

ドキンドキンドキンドキン…

「どこ行くの…?」

二度目の問いにはっと我に返って答える。

「氷枕変えようと思って。
優奈、熱上がってるよ」

そう言うと優奈はぼーっとしながら言う。