だからそっちの"好き"じゃない!

「…そっか」

優奈は呆然とそう言い放って、

俺と同じように力なく微笑む。

「…そっか」

優奈はそう言うとバッと向こうを向いて、

また布団に潜り込む。

俺は胸が潰れる思いをしながらなんとか椅子から立ち上がる。

「…15分経ったらまた様子見にくるから…」

俺はそう言うと部屋のドアをパタンと閉め、

胸の痛みを耐えるように一歩一歩をしっかり歩いてキッチンに入った。