だからそっちの"好き"じゃない!

再びノックをして部屋に入ると、

まず優奈の額の汗を拭って、

続いて冷えぴたを貼る。

そうしてしばらくそのまま優奈の様子を伺っていると、

「う……ん……」

「…優奈、起きた?」

トロンとした目で俺を見つめる優奈。

ドキっ…

「…流可……?」

「あ、ああ、斗真兄ちゃんに頼まれ…「うぅ〜…流可ぁ…」

「!?!?!?!?」

優奈は俺の名を呼ぶと、

急にガバッと跳ね起きて俺に抱きついてきた。

「ちょ、優奈!?」

「…スー…スー……」

…寝てる。