だからそっちの"好き"じゃない!

そう言って前を向く。

「あ、ねえ、そういえば期末の結果どうだった?」

実は先週あった期末。

結果が今日帰ってきたけど、私は結構よかった。

「やっぱり1番?」

「まあ」

流可がそう言って微笑む。

…さすが。

流可は小学校の頃から勉強がすごくできて、

学年トップは当たり前。

私も時々勉強教えてもらうけど、

教え方まで完璧という…

今回私がいい点を取れたのは100%流可のおかげ。

「期末が終わったから…あとは夏休みを待つばかりだよね」

「ああ。そういえば優奈はなにか予定は?」

流可にそう問いかけられてううん、と首を横に振る。

「なんにも。流可は?」

「俺も特には。お互い暇だ」

「うん…あ、でも夏って言ったら冷たいものだよね?ってことは新作ジェラートとか絶対出るよ!」

「あー、確かに」

「ぜひぜひ行こうね!!私チェックしとくから!」

「ん」

流可は優しく笑ってそう言い、

私はいつの間にか流可と自然に話せていることに喜びを感じていた。