だからそっちの"好き"じゃない!

そして放課後

「優奈」

「あ、う、うん…」

そう返事をして立ち上がる。

「ほら、どうしたのよ優奈。
早く行ってあげたら?」

「わ、わかってるっ…」

そう言って鞄を持って教室の外に。

「…か、帰ろうか」

「うん。…そういや優奈、今日の昼どうした?急に逃げ出すしびっくりしたんだけど」

ギクリ。

「え、えーと、ちょっと気分悪くなっちゃって」

「え、大丈夫?今も?」

う〜…なんか心配してくれてる…

後味の悪さを振り切るように

笑顔で首を横に振る

「ううん、今はもう大丈夫!」

「そ?ちょっとでも気分悪くなったりしたら言ってね」

「う、うんっ」