あれからあたしは、理科研究室で心に秘めた本当の気持ちと、あたしの身におきた愚痴のような長い話しを、湊くんにすべて話した。





「ふう-ん、成る程ね、」





納得したように頷くと、たちがって、写真を二枚もってきた。







「この写真に、見覚えはある?」





一枚は男の子の写真…前に保健室であった拓夜さん?とかいう人の写真と、