泣き叫ぶように声を発するあたしを見て、ニヤリと悪魔のような笑みを浮かべると、あたしの目の前でしゃがみ、一言つぶやき、去っていった。










“き・ら・い”











今までずっと、友達だと思ってたのに…“親友”そんな言葉じゃ、言い表せないくらい、あたしはななのことを大切に思ってた。




17年間のあたしの思いを“すべて”否定された気がして…
あたしはただただ、ひたすら涙を流した。






ねえ、だれか教えて?
あたしのしたことは…
間違ってた…?