「湊くん!?」





「当たり!!どうした?
もうとっくに放課後で、
おたすけ部の活動の時間なんですけど?」



「えっ、嘘!?」




「嘘じゃないし、はあ~しっかりしてくれよ、」





ため息を零しながら、頭にげんこつをおとす湊くん、







「本当にごめんっ、」







「いいけど…なんかあった?」








ぶっきらぼうに窓から外を見ながら、横目であたしを見つめた。