「隼人くん、あんまりあたしを怒らせないほうがいいわよ…、」





にっこり笑いながら、一歩一歩俺にちかづく、なな。






「なにいって……、」






おかしい…段々視界が揺らいで…っ、ちくしょー、視界が暗くなってきやがる。ななが何かしたのかー?否違う!!ななじゃなくて、俺に何かしたのは………後ろのやつ………、










「ね、拓夜?」




「気安く僕の名前呼ばないでよ、悪女のななちやん♪」







裏切りという名のベルが鳴り響いた-、