ガラッ” おおきな音ともに開く、保健室の扉。 「杳!!!」 「は、隼人っ。」 「ななの具合どうだ?」 「うん、いまみてもらったとこ。大丈夫だって…」 先生に言われた直接聞かなきゃいけないことが気になって、素直に笑えないあたしに気づいた隼人が、あたしのおでこにでこぴんをおとした。 「イタッ!!隼人のばかあ!!何すんのよっ!!!」 涙目で訴えるあたしの頬を引っ張る隼人。 「おめえは笑ってる方が可愛いんだよ、ぶすっとした顔ばっかしてると、しあわすがどんどん逃げちまうぞっ!」