振り向けば、真っ青な顔をしたななの顔。 「ななっ!?」 慌ててかけよれば、倒れるなな。 駆けよってななの体を抱きしめれば、顔は真っ青で貧血をおこしたようだった。 「杳?……どうしたんだっ!?」 あたしの叫び声に気づいた隼人が駆け寄り、ななを持ち上げる、 「杳、保健室連れてくぞ、」 「うん、お願い。」 保健室に向かった隼人をおいかけるように、あたしも隼人の背中を必死に追いかけた。