「そうか…だったら杳、俺が勇気がでるように協力してやる、実験する他に俺、なんでも屋やってんだよ、いわゆるお助け部的なやつ、」






満足そうに湊君は微笑んだ。






「成る程…、でもなんかわるいよ、あたしだけ協力してもらうなんてっ。」





「何も代償がないなんてひとことも言ってないぞ!!杳の代償は俺の研究の補佐役だよ。」






「湊君の研究の補佐をあたしが!?」






「お前以外に誰がいるんだよ、で、どうする…杳?交渉に乗るか乗らないか?」