「拓夜何やってんだお前、」 閉じていた目をゆっくりと開けば、焦った顔をした男の子と… 「湊君?」 「そいつは俺の相手、お前の相手は自分で捜せよ、拓夜。」 「はあーはやいなあ湊は、リボンの相手だからってさ、実験台じゃん、所詮。」 にらみつけるように夜李さんをみながら、拓夜と呼ばれた男の子は保健室からさっていった。