「暑い!!!!も~!!
なんでこんなに暑いのよっ!!」




「暑いっていうから、
さらに暑くかんじんだよ!!
ちょっと黙ってろよ、」





うちわをパタパタと扇ぎながら、文句を叫んでいる、
八百屋の一人娘、
市原杳(いちはらはるか)




そして…、
八百屋の隣に住んでいる、
魚屋さんの息子、
橘隼人(たちばなはやと)





二人は小さい頃からの
幼なじみ。